函館旅行の2日目、観光としては実質初日です。
今日の目的は、「函館朝市」観光と「元町散策」の2本立て。その間に時間を合わせて塩ラーメンを食べるか、函館最大のB級グルメ、ラッキーピエロに行きたいと思っています。
この旅行記は2018年4月22日(日)のものです。
目次
宿Tune Hakodate Hostel & MusicBalの目の前の大通りには路面電車(函館市電)が走っています。バスもだいたい同じルートを走っているので、どちらに乗ってもよいのですが、やっぱりなんか路面電車の方が旅感が出るので、始発に乗って函館朝市に向かうことにしました。
宿から徒歩2分の函館アリーナ前(市民会館前)駅から函館朝市の最寄りである函館駅前駅へ向かう電車は、平日・休日共に6時15分発です。
乗ったのは日曜日の始発。電車は始発駅の湯の川、そして湯の川温泉と2駅を経て来ていますが、乗っていたお客さんは数人だけでした。
今日は路面電車で何回か乗り降りする予定なので、3回乗れば毎回支払うよりお得になる「市電1日乗車券」を購入します。この券は、降りる時に運転手さんから買えばOKです。もしくは、信号待ちで電車が停まっている状態でも買うことができます。
電車は6時43分に函館駅前駅に到着。
湯の川温泉からは観光スポットが集中する函館駅周辺まで30分かかると計算しておけば大丈夫です。逆に言うと、毎日、函館駅周辺に行くなら往復1時間はかかるということ。
「そんなに路面電車乗りたくないし」って人は駅前近くのホテルなんかに泊まるのが良いと思います。ビジネスホテルからお高いラグジュアリーホテルまで色々揃っているので。
函館朝市の営業時間は
1月〜4月 6:00 ~ 14:00過ぎ(店舗毎に異なる)
5月〜12月 5:00 ~ 14:00過ぎ(店舗毎に異なる)
というスケジュール。
今日は日曜日ですし、すでに各店舗開店して結構賑わっているかと思えば、そこまでじゃあないかんじ。食事処が10何軒も集結した「どんぶり横丁市場」は数軒だけ開店しているという状態。
「どんぶり横丁市場」を通り抜けて朝市仲通りに出ると、こちらはすでに開店済みのお店ばかり。「どんぶり横丁市場」は食事処ばかりなので、あまり朝イチからご飯を食べに来るお客さんが多くないので、開店時間が遅いんでしょうね。
一方、カニやら昆布やら、海産物を売る商店は元気に開店済み。客引きがなくて気持ちよくじろじろと商品を見ることができます。ただ、客引きに関してはお店ごとにかなり差があり、がつがつ話しかけてくるお店もちょいちょいあります。
実は函館には「函館朝市」「自由市場」「中島廉売」という3つ大きな市場があり、その3つを比べてみるというのも今回の旅の目的の一つです。
なので、まずは函館朝市で値段チェックです。カニ、イカ、ほっけ、海鮮丼、ウニなど、目についたものを片っ端から調べ上げていきました。
あと、気になっていたのが、「えきに(駅二)市場」という小売店が集結した建物内にある「元祖活いか釣堀」。水槽内を泳ぐイカを釣り上げて、その場でさばいてもらって食べることができます。価格は時価ですが、私が行った当日は600円でした。
ここは、朝7時だというのに10数人が並んで釣りの順番を待っていました。さばく人が一人なので、釣る人も一人だけというスタイルになっています。
朝市はほとんどが海産物。たまに野菜やお菓子や名産物などのお土産品があるかなって程度です。
じっくり1時間ほどかけて価格調査をして、そこそこ満足したので朝ごはんを食べることに。まずは500円丼が自慢の「朝市食堂 二番館」に行ってみます。
オーダーしたのは五目丼。丼はお味噌汁のお椀よりちょっと大きいだけのミニサイズ。
それでも、マグロ赤身、ホタテ、サーモン、とびっこ、甘エビ、菜っ葉、卵焼き、カニ、イクラ、鮭フレークが乗っていて、朝食にはちょうどいい感じです。
ご飯に満足して、価格調査も一周りしたので近くの函館駅に行ってみることに。駅は2003年に第5代目の駅舎となったものです。私が函館に来た時に利用しているはずですが、まったく思い出せません。
ガラス張りで15年前の建物とは思えないほど立派で綺麗な駅です。構内にはショッピングエリアがあり、北海道ではおなじみのROYCE'(ロイズ) や六花亭、白い恋人、花畑牧場などの商品を始め多くのお土産品を揃えています。
駅を見終わったので今度は、金森倉庫周辺を見に行きます。路面電車の函館駅前から2駅だけ乗り、魚市場通駅で降ります。
ここからまっすぐ北西に進むと、「函館市水産物地方卸売市場」に突き当たります。と、その前に赤レンガの建物が見えてきました、これは地ビールがメインのレストラン「はこだてビール」ですね。複数の地ビールと北海道のソウルフードなどが食べられるようです。
ビール、飲んじゃいたいところですが、まだ9時なので流石にお店がオープンしていません。ここは我慢して「函館市水産物地方卸売市場」へと向かいます。「函館市水産物地方卸売市場」は函館朝市とは異なり、セリなどが行われる本当の「市場」です。通常は見学不可ですが、事前申し込み(函館魚市場0138-23-452)すれば、セリの無料見学もできます。また、「函館市水産物地方卸売市場」の2階にある「函館魚市場食堂 魚いち亭」では新鮮な魚介類を使った定食などが人気です。
そこから南西に進むと人気ホテルの「ラビスタ函館ベイ」が見えてきます。ここは朝食バイキングが有名なホテル(旅の口コミサイト『トリップアドバイザー』の朝食の美味しいホテルランキングで7年連続・北海道1位)。飛行機のチケットを取った後に予約しようかと思いましたが、1ヶ月前ですでに満室でした、人気高いです。シングルなら通常料金で1万5000円ぐらいなので、料金的には高くもなく安くもなくといった感じです。
ラビスタ函館ベイの角を曲がって進むと「はこだて海鮮市場」が見えてきました。ここはかなり大規模なお土産屋さんです。運営しているのはここら界隈でかなり手広く商売を行っているはこだてマルカツグループ。とにかく、一店舗でなんでも揃うという品揃えで、価格の事を気にしなければ、お土産探しはここだけでOKって感じです。ただ、もしお値段が高いと損をしてしまうので、ここでも価格調査を行いました。
ぐるーっとお店を一周して価格調査終了。日曜の9時半という時間帯。泊まっているお客さんたちは、チェックアウト前の最後のゆったりタイムでしょうか、だだっぴろい空間にほかにお客さんは1組しかいないという状況でした。観光バスとかが乗り付けてくるとどっと混むのでしょうけど。
外にでると左手には複数の独立店舗が集結する「函館ベイ美食倶楽部」、右手には函館・北海道の有名スイーツを一店舗で購入できる「はこだてルサマーヤ・スイーツ」があります。この辺りは、お店の集め方、集まっているお店のブランドといい、大規模資本、お金の匂いがプンプンするエリアですね。ちょっと苦手です。
そのおとなりには、明治44年築の函館郵便局を利用したお土産ショッピングモール「はこだて明治館」があります(ここもマルカツグループ)。さらにその裏には、函館ベイエリア観光の一大スポット、総合複合施設の「金森赤レンガ倉庫」があります。
「金森赤レンガ倉庫」ではBAYはこだてと金森洋物館をささっと見て回りました。正味どこでも買えるようなショップラインナップなので、わざわざ函館まで来て買い物する場所じゃあないと感じました。
俗物的な「金森赤レンガ倉庫」をさくっと切り上げて、ここからが今日のもうひとつのメインイベントです。冒頭では「元町散策」と大きくくくりましたが、目的は函館開港からの伝統的なレトロ建築を見て回ることと、函館ならではの、日本最古や発祥のマニアックなポイントを押さえることです。
事前に立てた計画では、ここから、高田屋嘉兵衛資料館→日本最古のコンクリート電柱→赤い靴の少女像「きみちゃんの像」→北海道第一歩の地碑→函館市文学館→北島三郎記念館→市立函館博物館郷土資料館→旧金森洋物店→函館市立北方民族資料館→相馬株式会社→基坂通→新島襄 海外渡航の地碑→新撰組屯所跡(元称名寺)→北海道警察官派出所発祥の地→旧函館西警察署庁舎→箱館丸→旧大黒屋→ペリー会見所跡→北海道警察官派出所発祥の地→回天丸浮砲台跡→弁天台場跡→新撰組最後の地碑→土方歳三供養碑→旧ロシア領事館→函館聖マリア教会→諸術調所跡→ペリー提督来航記念碑→函館市 旧イギリス領事館(ここで13時頃?ティールームで休憩) →散策再開
函館奉行所跡→旧開拓使函館支庁書籍庫→旧北海道庁函館支庁庁舎(函館市元町観光案内所)→旧相馬邸→旧岡本邸→日本基督教団函館教会(午前に余裕があれば日曜礼拝いってみたい)→カール・レイモン 歴史展示館→カトリック 函館 元町教会→函館ハリストス正教会→函館聖ヨハネ教会→東本願寺函館別院→元町配水場(ここで15時ぐらい?)→函館市地域交流まちづくりセンター(旧丸井)→操車塔→坂本龍馬 記念館と巡る散策になります。
実に43物件、まあ回りきれなくても、あと5日あるし大丈夫って感じでスタートします。
各物件については、それぞれ個々で記事にまとめるとして、ここではダイジェストで。
散策はちょうど10時にスタート。まず、「高田屋嘉兵衛資料館」。ここは入る予定でしたがいきなり外観だけ撮ってスルーしてしまいました、何のための予定か。
資料館の隣には謎の真っ赤な2階建てのロンドンバス、使われてないようですね。
次に「日本最古のコンクリート電柱」、行ってみたら夫婦電柱でした、面白い。
その後「ハセガワストア」「ラッキーピエロ」前を通って赤い靴の少女像「きみちゃんの像」へ。横浜にあるのは知っていましたが、函館にもあるんですねー。
すぐ近くには同志社を創立した新島襄のブロンズ像。函館って銅像いっぱいあります。
堤防沿いには白熊モチーフの「北海道第一歩の地碑」、少し町中に入って「旧金森洋物店(市立函館博物館郷土資料館)」の外観だけを見て(ここも入る予定だったのになぜかスルー、何のための予定か)、「函館市文学館」は最初から入るつもりがないので外観だけ見て、ちょうど直前に暴力団との交際が話題になっていたさぶちゃんの「北島三郎記念館」でミュージアムショップだけ見ました。
次は緑色の外観がかなり目立つ「相馬株式会社」。この建物と路面電車の特別仕様「ハイカラ號」とのマッチングが美しいという事前情報があったので、1日3往復の時刻表を調べ、ちょうど「相馬株式会社」の前を通る10時43分に備えて基坂通と函館市電が交差する交差点付近で待ち構え撮影。
その次の「函館市立北方民族資料館」では、初めて博物館系の内部にin。ここはアイヌを始め北海道から北に住んでいた様々な北方民族の資料を展示しています。
ちょうどゴールデンカムイという北海道が舞台でアイヌの風俗・狩猟・食生活なども題材にするアニメが放送されていて、面白いと思っていたのでここはみっちり見学しました。
資料館の展示を見終わったところに休憩室があったのでちょっとお昼寝しました、結構疲れたので。ここまでで、12時30分です。
少し体力を回復し、「新島襄 海外渡航の地碑」を見学、そして東坂を少し上ります。元町散策はこの坂を上るのが、地味に体力を奪っていきます。
途中レトロな「旧小林写真館」や「函館中華会館」を通り過ぎます。事前調べでピックアップできなかった物件も現地では色々拾えるのがいいですね。
そして「北海道警察発祥の地」から「新撰組屯所跡(元称名寺)」へ。今回の旅では新選組と副長だった土方歳三の足跡も追いたいと思っています。
そのまま弁天末広通を西へ進み姿見坂に当たったら右(北)へ。坂を下る途中には元銭湯の「旧大黒屋」がありました。ここは公立はこだて未来大学のデザインベースとして活用されているようです。
姿見坂と市電がぶつかる交差点の角には日米和親条約締結後に函館に来たペリーと松前藩家老松前勘解由らが会見した「ペリー会見所跡」があります。
ペリー会見所跡から海の方に向かって行って右へ曲がると人気カフェの「ロマンティコ・ロマンティカ」、人気レストラン「タチカワカフェ レストランメゾン」があります。この2軒は建物がレトロな点にも注目です。
さらに少し東方向へ戻るようにして「旧函館西警察署庁舎」を見てから、「箱館丸」、「北海道警察官派出所発祥の地」と見て13時20分ぐらい。ちょっとお腹が減ったのでコンビニでおにぎりを買うことにしました。本当は「ロマンティコ・ロマンティカ」か「タチカワカフェ レストランメゾン」でランチにしようと思っていたのですが、今日は複数店舗が参加するイベント「函館バル街」開催日で、事前のチケットを買っていないと入れませんでした、残念。
ちょうどいいところにあったセブンイレブンでおにぎりを買い、すぐそばの弁天岬台場跡公園でお昼ご飯にすることに。ここは「新選組最後の地」ともされていて、なかなかの歴史スポットです。
あとすごくこぢんまりとした路面電車の終着駅「函館どつく前」駅がありました。なんでドックのことを“どつく”と大きなつで表記するのでしょうか?ウィキってみたらどうやら会社名が「函館どつく」だから、駅の名前もど“つ”くみたいですね。
さくっとおにぎり食べて出発です。それにしてもここまでの散策でレトロ建築というカテゴリーには収まらない古びたお家や商店、廃墟なんかがあって、予想以上に良いです函館。
そこからは「弁天台場跡」「回天丸浮砲台跡」と何も残っていない場所をただ行くだけ行って、そこから予定になかった外人墓地方面に行ってみます。
漁港に停泊するイカ釣り船を見たり猫と遊んだり、「友だちのお家のピンポン押すのが怖いから一緒に来て」と子供に請われて友だちの家の前まで一緒に行ったりしながら外人墓地方面へ。
地獄坂というまあ名前通りの急坂を上って、旧函館検疫所のレトロな建物を使ったカフェ「ティーショップ夕日」へ。海の眺めが良い窓側の席は全部埋まっていたので、外観だけ撮って退散です。
そこから地蔵寺、外国人墓地の裏手を通り、函館最古のお寺「高龍寺」へ。ここでは手水舎でカラスが水浴びしていました、「気持ちよさそー」ってほほえましい気分になりましたが、あの水ってお参りの際に口をすすぎますよね、それに気づいてしまい、これからは人がいなくて鳥が近寄るような手水舎では口に入れないようにしようと決めました。
次は称名寺に行って「土方歳三供養碑」を見学。地元の方でしょうか、お花を変えている方がいらっしゃいました。
次の「旧ロシア領事館」への道はGoogle Mapを見ると実行寺の裏手から行けるようなので、実行寺へ。境内には「日仏親善函館発祥の地碑」がありました、また一つ発祥をゲットです。
さて、細い道大好きな私は、実行寺のお墓を抜け、山道へと分け入ります。あ、しかしこれが誤算、Googleマップで行けるはずの道は通行止めになっていたので、仕方なく、さらに山を登り、山上大神宮の脇まで進んでから幸坂通に出ることができました、しんどかった。
結構体力を消耗し、少し船見公園で休んでから「旧ロシア領事館」へ。ここは基本見学不可のはずですが、何か荷物を搬入しています。聞いてみると函館バル街でここも飲食の会場になるとのこと。イベントなどで内部に入れることもあるそうで、老朽化で危険だから閉鎖ってわけじゃあないようです。
そこからはいくつかの坂を横切り、坂の上から函館港の眺めを堪能しつつ東へ。「函館聖マリア教会」では、中にいれてもらい、スタッフさんによる施設の説明を受けたり、オルゴールを聞かせてもらったりしました。
「函館聖マリア教会」の目の前には箱館戦争ゆかりの地「咬菜園跡」があります。
そして、次のスポットは、元町散策のハイライト、元町公園周辺です。
てくてく歩いていって緑豊かな公園を発見。でもここは元町公園ではなくペリー広場でした。広場には「ペリー提督来航記念碑」があります。また、ここは函館の地名の由来になった「宇須岸河野館跡」でもあります。さらに、広場のひとつ下の場所は北海道最初の学問所「諸術調所」があった場所です。
広場と道を挟んだ場所には開港記念館としても機能する「旧イギリス領事館」があります。予定ではここで13時頃のつもりでしたが、外国人墓地方面に足を伸ばした結果、16時20分着。めちゃくちゃ押しております。ていうか13時頃はまだ坂の下辺りをうろうろしていましたから、外国人墓地行かなくても読み甘すぎでした。
また、13時頃ならティールームで休憩をもくろんでいましたが、席は満席。しかも男一人で利用するような感じはまったくなく、開港記念館を楽しむことにしました。
それから「元町公園」に行き、「函館奉行所跡」の標識棒を見て、四天王像という多分函館に貢献したであろう偉い人の銅像に誰やねんと小さくつっこみ、「旧北海道庁函館支庁庁舎(函館市元町観光案内所)」の中に入って見学し、「旧開拓使函館支庁書籍庫」を見て、「旧函館区公会堂」に行きました。
17時を越えていたので閉館時間が気になりましたが、4~9月は午前9時~午後7時の開館時間で、セーフ。このような博物館系ってたいてい17時閉館なので19時までやっているのはありがたいですね、バルコニーから夜景を眺められるので、そのための19時閉館なのでしょうか。
「旧函館区公会堂」は天皇が宿泊するほどのレトロで気品の漂う建物、部屋の設えなどかなり見ごたえがありました。
見終わって17時40分ぐらい。今日はかなり歩いたし、まだまだ滞在日数はあるので、今日いこうと思っていた残りの物件は、後日にすることにしました。
そこで「旧函館区公会堂」からは、坂を降りて函館市電の駅へと向かうルート上にある物件を回ります。
「旧相馬邸」の外観を眺め、北海道最古の神社「船魂神社」を遠目に眺め、アニメ『ラブライブサンシャイン』の舞台にもなった古民家の甘味処「茶房菊泉」を見て、「旧岡本邸(函館パターテ)」を見て、函館市電が通る道路、西部環状線まで戻ってきました。
食事はどうしようか少し迷いましたが、すぐ近くの「ラッキーピエロ ベイエリア本店」へ。日曜の18時過ぎでお店には先客2組だけ。やっぱ函館エリアだけで17店舗って多すぎなんじゃないでしょうか。ここから徒歩2分の距離にも「ラッキーピエロ マリーナ末広店」という大きなお店がありますし。
お店では人気ナンバーワンのチャイナチキンバーガーを食べて、18時40分ぐらい。ご飯食べてゆっくりしたら体力少し回復なので、ライトアップ物件も少し見に行きます。
向かったのは、「旧丸井今井百貨店函館支店(現・函館市地域交流まちづくりセンター)」。途中、函館バル街に参加しているBeerBar山下とブックカフェirodoriで大行列が発生していました。イベントだからって何十分も立って待って、お店に入るってのはすごいーなって思います。
「旧丸井今井百貨店函館支店」は角に小さなドーム屋根と別の角に尖塔を持つ大きな石造りの建物。夜が始まったばかりでまだ空に青さがあるライトアップ写真は結構カッコよく撮れました。
そこからは、函館市電とバスを乗り継いで「ヤマダ電機 テックランドNew函館本店」へ。実はノートパソコンの「O(オー)」のボタンがめり込み気味でうまくタイピングできなくなってしまい、急遽キーボードを買いに行くことにしたのです。
お店にはいってキーボードのコーナーに行くと数十種類のキーボードがズラリ。無線/有線とありますが、安いのは有線タイプ、その中でも950円と格安だったLogicoolのK275(有線タイプ)を購入。そして宿に戻ってキーボードを試すと、ちょっと玩具感のある軽い打鍵感ですが全く問題なし。良い買い物をしました。
そして、わりと疲れていたのか、今日はいびきを気にすること無く早めに就寝しました。多分同室の宿泊者はほかに2~3人ぐらいでした。
今日は大きく「函館朝市」と「元町散策」の2本立て。
朝市は思っていたより人でごったがえす感じではなかったけれども、海産物がたっくさんあって見応えあり。そして500円丼もサイズは小さいながらも具が多くて満足でした。
元町はとにかく歩き疲れました。歩いた距離は函館市電「魚市場通」駅から「十字街」駅までで10.6km、普段の生活ではあまり歩かない私にとっては、超長距離です、疲れました。
それだけ長距離を歩いただけあり、事前の調べではわからなかったポイント、レトロな建築多し、猫も多し、いろいろな発見がありました。
3日目はどうしよう、天気予報が悪いので、天気次第になりますが、トラピスチヌ修道院・香雪園で桜をみるか、三大市場の残り2つを「自由市場」「中島廉売」に行ってみるか、当日に決めようと思います。