本日は今回の旅の大きなテーマの二つを実行する日です。
一つは「函館市熱帯植物園」に行って、猿の温泉入浴を見ること。
よくテレビで猿の温泉をやっていますが、あれは長野北部の山奥にある「地獄谷野猿公苑」のもの。「函館市熱帯植物園」は湯の川温泉にあって、アクセスもよく簡単に温泉ざるを見ることができます。
また、函館で花見というと二大スポット「五稜郭公園」「函館公園」がありますが、今日はより規模が大きそうな「五稜郭公園」に向かいます。
この旅行記は2018年4月26日(木)のものです。
目次
朝、「ホテル雨宮館」では朝食が付きます。と、その前に昨日はいらなかった温泉へ。早朝でも3~4人が入浴していました。お風呂は小さめの浴槽が3つ。あまり大きくはありませんが、温泉にとっぷり浸かれて朝からしゃっきりです。
朝食は大きな畳敷きの和室での和食バイキング形式。バイキングと言ってもご飯、味噌汁におかず数品、パン、漬物、飲み物って感じのこぢんまりとしたもの。
でも1938円という低価格のカプセルルーム利用で温泉と朝食付きと考えたらかなりコスパ良いです。
宿から「函館市熱帯植物園」までは1.3kmとけっこう近いので徒歩で向かいます。んで、今日宿泊する「ホテル万惣」はそのルート上にあるので、荷物を預けてから函館市熱帯植物園へ行きます。「ホテル万惣」は今まで最高3000円台だったのに1万5000円ぐらいのそこそこ高い宿。ロビーも広くてくつろげる雰囲気で、今日の宿泊が楽しみになりました。
「函館市熱帯植物園」の開園時間は4~10月:午前9時30分~午後6時、11月~3月:午前9時30分~午後4時30分。到着したのは10時10分。入口入って左手に見えるさる山の前には、すでに数人のお客さんが柵越しに猿を見ていました。
自分も速攻さる山にいくと、左サイドの温泉に猿がめっちゃ入っていました!その数30匹以上!!ぼーっとしている猿もいれば、毛づくろいしている猿、出たり入ったりを繰り返す猿など、それぞれの入浴スタイルが合って面白いです。これは撮影楽しいです、飽きずに30分ぐらいずっと撮ってました。
それから大きなガラス張りのドームになっている温室へ。中ではカラフルな花々が咲き、何十年振りかに咲いたリュウゼツランの子孫も見られました。
「函館市熱帯植物園」は猿を見て、温室でちょろっと綺麗な花を見て、もう一度猿を見てって、意外と長居してしまいました。他のスケジュールがなければもっと見ていたと思います。
後ろ髪引かれつつ「函館市熱帯植物園」を後にして、五稜郭に行くために徒歩で函館市電の湯の川に向かいます。(バスでダイレクトに行くルートもあり)
湯の川の町中では、大通り沿いでヤギや羊が飼われているさすが北海道的なシーンを見たり、結構咲いている桜を見たり、元町のようにせわしなく目当ての物件を巡る歩き方とは違う楽しみ方ができました。
函館市電に乗って途中の「函館アリーナ前(市民会館前)」駅で下車です。ここでは、初日に行ったラーメン屋「満龍」で昼食です。
なんと、普段600円とか700円とかするラーメンが複数種類500円均一になるのです。行ったら、店内満席で、待ちの1番手でした。15分ぐらい待ってようやく着丼
このお店が“元祖”を自称するみそカレーラーメン500円(通常時700円)をいただきました。うん、わりとシンプルなお味です。
ラーメン食べて再度、函館市電に乗り込みます。
今日と明日は函館市電とバスをちょいちょい乗り降りする予定なので、「市電・函館バス共通2日乗車券」1700円を購入済みです。
函館市北洋資料館へは「杉並町」駅で降りててくてくと徒歩で8分ほど。途中、桜並木の下を歩く、学校の部活動らしい薙刀部の子どもたちがいました。カメラは間に合わなかったけど、すごく、日本的で良いものを見せてもらいました。
「函館市北洋資料館」は、函館の漁業や北海道周辺の動物を紹介する施設。
入り口正面にドーンと白熊、その次にドド~ンとトドが出迎えてくれます。自然界でこの2頭に出会ったら即死を覚悟するお出迎えです。
あとは有名な会社ニチロの沿革や資料、漁業に貢献した人たちの紹介、北海道の漁業の紹介、修学旅行生に人気というアトラクションなどで楽しめます。
五稜郭に来るのは10数年ぶり、前回は近くのあじさいでラーメンを食べて、それから五稜郭の土塁の上を歩いた記憶しかありません。
今回は、函館市北洋資料館から五稜郭の東側からアプローチ。大量の桜の木が飢えられていますが、残念ながら3分咲きって感じです。
それから六花亭の社長が桜の眺めを気に入って店舗を建てたという「六花亭 五稜郭店」へ。ここは5分~咲いていて、結構綺麗でした。
観光は中国人多かったです。みなさん普通に桜との写真を楽しんでして、良い感じ。観光地で迷惑をかけるのは中国人も日本人もごく一部の人ってことですね。
五稜郭の中心には復元された箱館奉行所があります。幕末の箱館奉行所を再現していたり、歴史シアターや工事の映像なんかが見られるようですが、なんとなく500円という料金が高いのと、施設の人のいらっしゃいませ的な視線が強いなと感じて入りませんでした。来いと言われれば避けたくなる人間心理です。
次はこの旅でコレクションしている「最古」を見に「函館市中央図書館」へ。
1階の受付でその旨伝えると、2階で聞いてみてくださいとのこと、2階のレファレンスカウンター(郷土資料担当)に行って聞いてみると、見られるとのこと!「函館市写真歴史館」の閉館で見れなくなっていた資料が見られます。
銀板写真はオリジナルではなく、複写したものを見られるとのこと。そのためにわざわざ別室を用意していただき、その部屋には写真を真上から撮影して複写できるコピースタンドがあり、それを使って複写の撮影もOKとのことでした。
わくわくしてまっていると、スタッフさんが申し訳なさそうに入ってきて、資料は現在、函館美術館で開催中の特別展用に貸し出されているとのこと、がっくりです。
かわりに館内のパソコンで複写を表示して撮影しましたが、なんとも味気ないです。ただ、日本最古の銀板写真の複写がここにあり、申し込めばその場で見られるというのは収穫ではないでしょうか。
次の目的地は、五稜郭を防衛するために作られた「四稜郭」です。
五稜郭は多くの人が知っていても、「四稜郭」があることまでは知らない人が多いのではないでしょうか、私もその一人で、旅の目的地を探している時に偶然ひっかかりました。
「四稜郭」は五稜郭から直線距離で約3.5kmです歩けない距離ではないですが、乗り放題の券もあるのでバスを選択。五稜郭近くのバス停田家入口からバスに乗り、バス停赤川入口で降りて徒歩20分です、結局結構歩きます。
「四稜郭」は市街地からは離れた小高い丘の上にあります。五角形だから五稜郭、四角形だから「四稜郭」、分かりやすい名前です。今は建築物などは残されてなく、土塁が残るだけです。近くに四稜郭ファームという農場がありますが、特に四角形には関係なく、近くにあるというだけのようです。
帰りは、五稜郭と四稜郭の間に設けた「権現台場跡」を見学。砲台を置いて、五稜郭と四稜郭を結ぶラインを防衛した施設だったようですが、箱館戦争では新政府軍に落とされています。
「四稜郭」「権現台場跡」から湯の川温泉へは来るときとは違うバス停まで徒歩で行き、バスを乗り継いで帰ります。Googleマップを頼りましたが、どのバスに乗り継ぐかがちょっと分かりづらかったです。
うろ覚えですが、「権現台場跡」から湯の川温泉まではバスで所要時間40~45分でした。
それから市電に乗って湯の川温泉駅で降り、今日の宿泊場所「ホテル万惣」に行きます。
部屋はベッドが2つのツインルーム。私はベッド2つのツイン、大きさが2人分のダブルの違いがいつまでたっても覚えられません。そのつど調べます。これって脳の欠陥なんですかね。中学の頃?は存在の存と在の前後をよく間違えました、いつの間にか自然とわかるようになりましたが。2つベッドのツイン、2つサイズのダブル、これはほんといつまでたっても頭の中に入ってくれません。
話が逸れました。部屋はツインルームで東向きの部屋。右手に太平洋を望み(本当は津軽海峡ということに気がついていませんでした)、正面には函館空港があって、飛び立ったり着陸する飛行機が見えます。あと朝は朝日が丸見えだと思います。もし西向きだったら、函館の夜景や夕陽が見えるのでしょうか。宿ってオーシャンビューとか、マウンテンビューとか、どちらか一方の眺めが良くなるように建てられていることが多いですが、この宿はどっちが良いのかわかりません。
夕食はバイキング。これは素晴らしかったです。カニやらエビフライやら鉄板焼きやら寿司やら食べ放題!写真撮りまくったのと、中国人がいっぱいの中でもちゃんと食べられる簡単な攻略法を考えたので別記事でまとめて紹介します。
バイキングで食べ過ぎた後は、部屋に帰ってばたんきゅーですぐ寝ちゃいました。
今日は、「函館市熱帯植物園」の猿が素晴らしかった。ほんと色々な表情があって面白い。
五稜郭の桜は満開じゃなくて残念でしたが、まあもう一回ぐらいは人生で函館に来る機会もあるだろうし、その時はもうすこしずらしてゴールデンウィーク直前に来て桜を楽しむことにしましょう。
さて、明日で函館旅行も最終日、最後はトラピスチヌ修道院や函館公園で桜を見て、またバニラエアにのって帰るとします。