台湾に到着して7日目。1周間が経過しましたが、ずっと台北でうだうだしています。
仕事もあったし、18日に台風予報だったので、先の宿泊予約が入れられなかったんです。
この街、というか台北メインステーション付近で宿を替えつつのんびりしているのですが、魯肉飯に牛肉麵に麺線、小籠包といった美味しいもの、散歩に適した公園、探索が楽しい路地などがごっちゃになっていて、最高に楽しいエリアです。
宿では仕事をしつつ、台北で何しようか、何食べようかとネットを回遊していますが、検索するたびに行きたいお店やスポットが見つかって困ります。
特に西門はショップとレストラン・食堂が密集していて、宿からちょっと歩くだけで良い店がいっぱいあります。
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目次
早朝は静かな西門エリアを抜け、大通りの中華路をまたぎ、反対側の中山堂(台北公会堂)へ。
真剣に太極拳に取り組むソロの方が何人かいらっしゃいました。太極拳にも陳式や楊式など何種類か流派があるみたいですが、一緒に楽しめたらいいだろなーって思いました。
そして地下駐車場に消えていった猫はまったく触れず悲しみつつ、衝陽路で「二二八和平公園」へ向かいます。
「二二八和平公園」での目的はリスへの直接餌付けです。先日目撃していて、自分もやってみたいとスーパーで豆を買って挑みます。
こないだリスが2匹いたポイントではまったく見つけられず、公園の中で南下したらリスいました。しかも、わりと簡単に餌付けに成功。豆はリスにとってしょっからいといけないので、水洗いして干したものを使用しています。
前回は公園全部を見なかったので知らなかったですが、リスは至るところにいます。
「ゲッゲッ」と可愛い顔に似合わない声をだします、威嚇かな。
1本の木に2匹でいることもあれば、1匹だけのこともあります。わりと2匹(つがい?)でいることが多かったですね。
手から直接エサを食べてくれる子は、先日見かけた子と今日成功した2匹。餌の目前まで来て、においを嗅いで帰っていった子もいました。
多分、見られただけでリスは10匹ぐらいいましたが、その内3匹餌やり成功なので、結構、人馴れ率は高めだと思います。
また、「二二八和平公園」では、集団太極拳が多かったです。みんなで同じ型をやる集団もあれば、思い思いに自由に動く人たちもいて、流派の違いっぽいのが見れて面白いです。
連日大賑わいの西門地区ですが、さすがに朝の7時半は人もまばらで静かです。
ここはメイドカフェがあったり、ちょっと秋葉原っぽい側面もあり、大通りに面したビルにはでっかくSKECHERSとワンピースのコラボスニーカーの看板が掲げられていました。
いつも行列の永和豆漿もさすがに8時前はお客さんもあまりいない状態。豆乳と卵のクレープ包みを買って宿に戻ります。確かお値段は50~60元ぐらい、約200円とリーズナブルな朝食です。
注文して出来上がりを待つ間に店内のテーブルに座っていましたが、超可愛いネコいました。しかも触らせてくれるし最高。
宿に戻ってご飯食べてお仕事。仕事を終わらせた後は、昼食にでかけます。
行ったのは、うどんが食べられる「田舎手打面 西寧店」。台湾式うどんだとおもっていたら、店内に日本語多いし、「香川(さぬき)ではうどんが立つと縁起が良い」なんてポスターも貼られているし、もしかしたら日本資本が出している本格香川うどんなのかもしれません。
店内は自分の前の先客は2人だけでしたが、うどんは注文してから10分ぐらいかかって提供されました。けっこう茹で時間もかかります。
注文したのは、一番ベーシックと思われる牛肉手打麺140元(約490円)。台湾伝統の牛肉麺と同じような価格設定ですね。
ビジュアルは非常に豪華です。まずスープをすするとやっぱり台湾風の薄味です。でも魚の出汁がほのかに香ってなかなか美味しい。
肉は薄切りで醤油?で煮てあって美味しいです。薄味のスープのテイストを壊さない程度のわりと絶妙な煮具合。
あとダイコンがおいしい。上品な京風のおでんみたく、しみじみと美味しい大根でした。
あとはわかめ、青梗菜(チンゲンサイ)、甘めの厚揚げ豆腐が入っています。
肝心のうどんは、もちもちシコシコで美味しかったです。
「田舎手打面 西寧店」を出て西門をふらふら。
とある洋服店の前には猫用のベッドがあり、ベッドの横の地面でくつろいでる茶トラがいました。用意したものを使わない猫あるあるですね。
茶トラは完全に人馴れしていて、触り放題でした。
今日は、朝からリスに餌付けにいったり動物モードだったせいでしょうか、やたら猫に出会うし、よく触らせてくれます。よい日です。
宿に戻ってだらだらして、18時ごろに街へ繰り出します。
繰り出すと行ってもバーに行ったり、クラブに行ったりという派手なものではなく、単にご飯の買い出しです。
ここは、鴨(アヒル)料理のお店。店頭のショーケースには、部位ごとに調理された鴨がトレイにのせられてずらりと並んでいます。
列に並んで、ショーケースの前らへんまで行くと、中の店員さんが声をかけてくれて、自分の担当になってくれるので、指差しでどんどん注文していけばOKです。
名物は鴨舌170元(約600円)でこれだけべらぼうに高いです。1匹に1個だけの部位でしょうし、高いのは仕方ないかもです。食感はこりこりとフニャフニャでゼラチンぽいかな。ほんのり八角きいてて味が肉にしみしみで美味しいです。でも可食部分はほんの少し、いっぺん食べたら満足の名物料理です。
そのほかで食べたのは、ハツの鴨胗40元。これは濃厚な味わい。少しレバーに近い味わいと食感でもありました。あと煮卵の滷蛋10元。コンビニで売っている煮卵も10元なのでこれはかなり良心的お値段。卵は黄身が普通の鶏の卵よりもねっとりしているかんじです。
そんで雞脖子25元。これはアヒルじゃなくてチキンでした。部位は多分胸から頭にかけての首の部分だと思います。けっこう食べづらいんですけど、肉がけっこう付いていてなかなか美味しく食べでのある部位でした。
あまり量は多くないと思ったのですが、肉をがしがしかじっている時間が長いせいか、けっこう簡単にお腹いっぱいになりました。鴨舌170元以外はかなりリーズナブルに美味しくアヒルとチキンを食べられるので「老天禄滷味」はおすすめです。