台湾は7・8月が夏休み期間らしく、有名観光地九份は台湾人、中国人、少数の日本人で大賑わいです。
大声の中国語が行き交い、狭い道で路を譲らない彼らと鉢あわせるのはほんとストレスです。
前からきたらお互い道の端に寄って譲り合ったほうが楽じゃないですかね?びたいちどかない人が多すぎて、もうみんな豚にしちまいたい気分です(千と千尋より)。
こんなんでイライラしていたらインドとかエジプトいったら頭破裂しそう。だから自分はインドにはいかないようにしています。
世界三大ウザい人の国、インド、エジプトとあとどこでしたっけ?
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目次
朝7時、非常に天気がよく気分がいいので散歩にでかけます。
まだ観光客は九份に着いてなく、街の人もそんなに目立って動き出していないこの時間は非常に快適に散歩が楽しめます。
昔の鉱山の入り口「五番坑道」や少しだけ眺めが良くて微妙なパブリックアートがある「頌徳公園」などメジャーではないスポットがつらつらと出てきて面白いです。
その中にはなんと猫村で有名な「猴硐(ホウトン)」まで続いている古道もありました。
ちなみに、頌徳公園から「猴硐(ホウトン)」までは直線距離で約2.5km。古道の看板には、おそらく山道だけの距離で2.5kmとあったので、1時間ちょいあれば九份から猫村まで歩いていけるんじゃないでしょうか。あくまで超適当推測ですけれども。
あと、昔トロッコが通った露天掘りのトンネル「磅坑口」は特になにがあるわけじゃないですけど、好きです。
軽便路からの帰りは二股の分かれ道で基山街に入ってみます。
全く触れませんが猫をちょいちょい見かけます。すぐ逃げられます。
道中にはお店があったり、金山岩というお寺か神社みたいな祠があったりします。
そして九份を南北に貫く階段の路「堅崎路」を登り、「聖明宮」という立派なお寺を見て、基山街の一本南側の路地を歩きます。
この路地、細くてうねうねで猫がいっぱいいてお気に入りです。
ようやく1匹触ること出来たし、かなり良い気分で基山街の端っこまで歩きました。
そしてファミリーマートでおにぎり買って、絶景のイートインで食べます。ただしおにぎりはいまいち美味しくない… 鶏肉飯・明太子龍蝦風味、どちらもいまいちでした。
帰りも猫に逃げられつつ、その悲しみを犬を撫で回すことで癒やしました。すまん犬。
宿でお仕事してお昼からは観光に出発です。
今日は、台湾本島北東部の観光名所・龍洞湾にでかけます。ここは宿のママさんに教えてもらった場所。シュノーケルするならと教えてもらった場所の一つです。(もうひとつは和平公園だったかな)
九份からは、基隆客運バスが運行しているバス856番で龍洞湾までダイレクトにいけます。
宿の真下のバス停に856番はくるのですが、バス停に856番の表記がなくてドキドキします。でもGoogleマップの時刻表を信じてまっていたら来ました。
12時15分ぐらいにバスに乗って、道中はぐねぐね九十九折の山道です。途中、「金瓜石 黄金博物館」のバス停には九份に戻るバスを待つ人がいっぱいいました。ここはかつての金山の坑道に入れる場所。昔、ボリビアのポトシの鉱山に行ったことあるので、鉱山はもういいかなとパスです。
あと、九份そばの観光名所、「黄金瀑布」もバスの右手に見えます。行ってみようと思っていた場所でしたが、ここもバスから見るだけでわりと満足できます。
そして「天空之城 十三層遺址」とラピュタっぽい名前のかつての鉱山施設がありますが、ここもまあバスから見れます。時を経て朽ち果てていくいっぽうの建物は中に入れないし、わざわざ目的地にする必要もないかなと。
そしてバスは海が目の前のバス停「水湳洞」に到着、ここで降りる人が多いです。特に目立った施設、観光名所ないのになんで降りるんでしょう。調べきれてないなんか有名スポットがあるんだと思います。
そして目の前は陰陽海と名付けられた湾です。陰陽って色が2つに分かれているじゃないですか、ここの湾も、山から流れ落ちる黄金色の水が湾に流れ込んで、青と金色が混じり合っているので陰陽の名前が付いています(この一文全部想像です間違っていたらすいません)。
そしてバスは海に突き当たって右に曲がって左に海を望みながらオーシャンビュールートを進みます。
黄金瀑布を見るためには右側の席が良いですが、ここからは左側の席が良いです。もし空いていたら移動しましょう。
先日行った時に見ましたが、台湾北部には面白い地形、岩がおおいみたい。象鼻岩とか女王頭とかと同じように、ここにも「南雅奇石」という奇岩があります。これはバス車内から見えます。Googleマップとかで象徴っぽく紹介されている岩はちっちゃいです。
その後、バスは鼻頭角という半島の根元あたりをトンネルで通過し、反対側に出ると「龍洞灣海洋公園」があります。ここは、海を目の前にしたプール。そしてプールの先の磯では自由にシュノーケリングできるみたいです。
ただ、Googleマップでみてみると龍洞湾の反対側のさきっちょにある龍洞岩場って書いてあるあたりのほうが良さそうです。
なので「龍洞灣海洋公園」はスルーしてバス停「龍洞南口海洋公園」まで行きました。バス停「龍洞南口海洋公園」の手前には、ちょうど良さそうなバス停「怫祖廟」もあるのですが、路線違い。でももしかして降りられるかな-って淡い期待も持ちつつ早めに降車ボタン押したんですがだめでした。普通に運転手さんに「ここー!」って主張したら下ろしてくれたかもです。
バス停「龍洞南口海洋公園」の目の前にはリゾート施設っぽい「龍洞四季灣」があります。
看板には結婚式?カフェ、ビール、中西美食(中華と洋食)、海水浴、シュノーケリング、温泉、ホテル、カヌー、焼き肉などといろいろなことが楽しめることが書いてあります。
ちょっと高台の海から見た感じでは、浅めの岩場を囲った天然海プールで泳げる感じ。ここは家族とかカップル用施設なのでパスですね。
そんで歩道が超狭く、車がビュンビュン飛ばす道路を来た路を戻ります。
まあ車道が1.8台分ぐらいあるので車は中央線のほうに避けてくれるから良いのですが、この道路輸送の幹線道路みたく、大きなトラックも多いので怖いです。
バス停「怫祖廟」まで戻ったら海側のほうに曲がって、まずは海の安全をお願いしに「西霊厳寺」へいきます。といっても「龍洞灣岬歩道」への途中にあるので、境内には入らず、道路から見て「安全、お願いしまっす」と願うだけです。
この「西霊厳寺」は参道に置かれている仏像?がユニークで面白かったです。
「龍洞灣岬歩道」に入る前に観景亭(展望台)があるのですが、結構、海まで高さあります。どこから降りるのだろう… と海へのアクセスがいまいちわかっていない自分は不安になります。この観景亭からも降りられそうですが、なんかでっかい波が起きるから遊泳禁止な って書いてあるし、泳げるのかこの海。
看板には年に何回もその特別な波が発生して、十何年かで250人ぐらい亡くなっていると書いてありました。そんな重要な情報なのに私は写真を撮ってなかったです、これからこの海で泳ごうとしているので、おそらく現実から目をそむけたかったのだと思います。
崖に近いところを歩く「龍洞灣岬歩道」からは、時々海が見えて絶景です。そして眺望の良い東屋があり、近くの岬の先端にある展望スペースから北を見ると、眼下にシュノーケルやっている人たちが見えました!あれだ!!あれが目指す「龍洞岩場」だ!
Google Mapsには龍洞 CAVEというスポットもあり、かつて龍が住んでいた洞窟があるのでしょうか。ていうか「龍洞」ですでに洞をつかっているのにさらにCAVEで洞窟感を足すとは、どのようなスポットなのでしょう。
さてさて、急いで海に行きたいのですが、海へと下る路がわかりません。
一度、見えた湾から離れ、街道方面に戻り、山を下ることになります。めんどうくさい
森の中の遊歩道を歩き、龍洞湾沿いまでやってきてら、ようやく「龍洞岩場」に進むことができます。もし手前のバス停で降りていたらここまで約5分でした(笑)
そんでこの 龍洞湾沿いの場所はダイビングの練習場、そしておそらくここからダイビングに出発するベースになっていて、ダイバーさんたちがたむろっています。
ダイバーがたむろっている場所から先(東の方)、おっきな岩がごろごろしている場所が「龍洞岩場」への道になります。
なぜわかったかというと、これから「龍洞岩場」へ行く人と、ライフジャケットを来て、戻ってくる人たちがいたからです。これらの人たちがいなかったら、行けるのか?と疑心暗鬼で進むところでした。それぐらい道感はかなり薄いです。
看板にはライフセーバーとかいないから、自分の身は自分でまもりなさいねーってあります。
よかった遊泳禁止じゃなくて。そして岩には赤いペンキで方向をしめす矢印があります、これはわかりやすく心強いです。
ギザギザのアダンの葉に触らぬように5分弱すすむと、視界がひらけます。まだシュノーケルスポットまでは距離ありますが、目的地が完全に視認できて気が楽になります。
えっちらおっちら、大きい岩、小さい岩をかいくぐり、いろいろなルートを見つけながら、ようやく現地到着です。
まあいいです、目の前には、かなりコンディションのいい湾があります。
でっかく、横長の岩が横たわっていて、それが天然のガードになって、ぜんぜん波のたっていない湾があるのです「龍洞岩場」バンザイです。(あとでGoogleマップみたらちょっと場所がずれている「龍洞岬竹排礁溝」って名前でした。ここからは 龍洞岬竹排礁溝で通したいと思います)
人は30人ぐらいいました。この「龍洞岬竹排礁溝」には屋台とか出店、海の家はまったくなくて、みなさん自分で自分の荷物を運び、てきとうにあたりに置いて思い思いに楽しんでいます。
ただ、ライフジャケットなどの海道具は、ここに来る前の手前のお店でレンタルして持ってきていました。
大きな岩と、小さな岩で囲まれたこの入り江は天然のシュノーケリングスポット。あまり深さはなく、深いところでも3mぐらい、広さは30m×100mぐらいでそこまで広くないのですが、魚はけっこう多いし、岸からすぐに2mぐらいの深さなので飛び込みで遊ぶ若者が多数です。
海の中は、視界がクリアで非常に気持ちいです。先日の老梅緑石樓では、にごにごでストレスだったので透明度の高い海で泳ぐだけで開放感が半端ないです。どこまでも泳げそうな気分。実際はびびりだし、泳力低いので湾の外にでていったりしないんですけれどもね。
魚はみんながパンをあげているので全然人を恐れません。パン持ってなくても「なんかもってない?」って近づいてくるのもいます。
特に青くてきれいなスズメダイは大きな群れを作っていて、沖縄宮古島よりもいっぱいいてちょっと感動ものでした。
シュノーケルを満喫した後、泳いで疲れた体にはちょっとしんどい岩道を帰り、最寄りのバス停「龍洞港」へ。ダイビングショップの練習場、レンタルショップなどがあるところを抜け、道に書かれた矢印どおりに1本山側の街道に出ればわりとすぐです。
来る時に「龍洞南口海洋公園」まで行って、山超えてきたのはそこそこ楽しかったですけど、無理したくない方はバス停「龍洞港」をご利用ください。
そして帰りのバス、「龍洞灣海洋公園」で小学生ひとクラス分ぐらいが一気に乗ってきました。これは煩くなる… と思ったのですが、わりとみんなすぐ寝ました。泳ぎ疲れた後ってほんと眠くなりますよね、学校の授業でもプールの後はよく寝てました。
そして帰りもバスの中から「南雅奇石」「天空之城 十三層遺址」「黄金瀑布」をがっちり見ました。これでこれらのポイントに再度来る必要はなくなりました。
泳いだし、お腹へっているので夜の九份に繰り出して夜ご飯です。
平日の水曜なのにあいかわらず狭い道は人で溢れています。
そういえば、九份名物のなんかぷるんとした透明な皮で肉?を包んだ料理があるんですけど、なんか毎回見るけど食べる気にならないんですよね、なぜだろう。たぶん肉圓て名前の料理だと思います。
そして入ったのは基山街の入口付近にある牛肉麺のお店「舊道口牛肉麵」。もちろん牛肉麵120元(約420円)をいただきます。
味はスープが残念、ちょっとお湯かよってぐらいうっすいです。
でも平打麺は好み。そんで牛肉自体はすじ肉っぽくて結構美味いのがもったいない。
牛肉麵1杯ではお腹いっぱいにならないので別のお店「魚丸伯仔」で軽く魚丸湯30元(105円)を食べました。
貢丸湯とか魚丸湯ってたいてい2個しか入っていないのに、この店は専門店だからか7個もはいっていました、すごい。
あじはいつもどおり、薄め、魚の団子はおいしいって感想です。
そして帰り、まだちょっとお腹に入りそうだったので、店頭で蒸した肉まんを売っているお店で買い食いです。
蒸し器の上にメニューが有って、A魯肉包 B高麗菜肉包 C酸菜包 各15元、白[黒]饅頭7元がありました。ちょいまよいましたが、オーソドックスに魯肉包をオーダー。
ラーメン屋の券売機で左上(右上の場合も)のボタンがそのお店の一番オススメっていう法則がありますが、ここも素直に最初のAとしてもってきている魯肉包が一番美味しいのでしょう。
肉まんは皮がけっこう厚めだけど、ちゃんと煮込んだお肉が多めに入っていて美味しい。ほんと小腹にちょうどいいサイズでした。
宿に戻りましたが、まだほんのすこし食べられそうです。山一つ越え、シュノーケルを満喫した体は食事を欲しているようです。
食べたのはカップラーメンの「椎茸の味湯麺」。これ、ほんとにスープが椎茸味。かるーく食べる用という開発コンセプトなのか、カップ、麺の量が少ないんですけど、レギュラーサイズでもいいぐらい美味しかったです。ラーメンかどうかといわれるとちょっと違う、和風な味になりますけど。
21時頃、夜散歩にでかけました。
階段を登ろうとすると闇に溶け込むように猫がいて危うく踏みそうでした。白い模様があってよかった。黒猫だったらフギャーからのひっかかれていたでしょう。
もうほとんどのお店が閉店している基山街。とある洋服店は犬のねぐらになっており、店内に収納しきれない子達が、道で寝ています。
そしてぼんぼりだけが怪しく光る道をあるき、写真を撮りつつ、猫をなでつつ宿に帰って寝ました。
めっちゃアクティブな一日でした。
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