旅と言えば、家族や友人、職場に買っていくお土産は絶対に買うという人も多いはず。ただ、旅の途中に買うとかさばるし重くなるしで移動に負担が生じてしまう。
ならば、旅の最終地点である空港で買うという選択肢があるわけだが、佐賀の旅を楽しんだ後、佐賀空港ではどのようなお土産が買えるのだろうか。
ここでは2017年5月に佐賀空港を訪れた時の商品ラインナップを中心に紹介していこうと思う。
※商品の品揃えは時期などによって異なり、価格も変動する可能性あり。
目次
佐賀空港でお土産を買う場合は、ショップが集結する「むっぴースカイショップ」(2009年6月にオープン)が便利だ。
ここには、「ANA FESTAロビー店」「村岡総本舗佐賀空港店」「SAGA空港一番館」「匠の店 佐賀工房 空港店」の4店舗が出店し、佐賀の名物、名産、特産を取り扱っている。
佐賀唐津の和牛ステーキ専門店「キャラバン」のハンバーグをお土産で。生ドレッシングや橙ポン酢、白たれ、黒たれ、ごちそう岩塩も揃う。
佐賀には行けないけど伊万里牛が食べたいという人はこちらをどうぞ。
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虎じま模様なので“どら焼”ではなく“とら焼”な、村岡総本舗の名物和菓子。それを冷凍したのがとら焼宗歓アイスだ。北海道産白インゲン大手亡(おおてぼう)を使った優しい味わいの白あんがひんやり、生地はしとり感(しっとり感)があり美味しい。ちなみに店舗では保冷剤の用意がないので、こちらはその場で食べるための商品になる。また、夏季限定となっている。
村岡総本舗のようかんを福岡県柳川市の椛島氷菓のミルクアイスで包む一品。ようかんの種類によって、本練(こしあんの羊羹)、紅煉(白小豆を桜色に色付け)、青えんどう(青えんどう豆を使用)の3種類が揃う。こちらも保冷剤がないので、その場限りの商品となる。なお、こちらはオールシーズン販売中。
村岡総本舗の風味豊かなあずきキャンデーの外側を福岡県糸島産の「またいちの塩」でコーティング。こちらも保冷剤はなし。
佐賀県小城市に本店を構える1899年創業の村岡総本舗。老舗が江戸時代から伝統製法を守る煉り羊羹「特製切り羊羹」は外側の砂糖のシャリ感と中のやわらかさが特徴。また、「小型小城羊羹」は小さくて賞味期限が長く携帯食にも良い。
有明海に住み、独特な愛嬌のある顔で人気のムツゴロウ。そのムツゴロウをモチーフに、ちょいエロ路線のキャラとして誕生したのが「佐賀のむっつりムツ五郎」。
股間がピクピクしているキーホルダーやLEDライト、ボールペンやシャーペンなどが揃っている。
なお、このシリーズはANA FESTAの佐賀空港おすすめおみやげランキング TOP5で堂々5位にランクインしている。
福岡県柳川市のうなぎ問屋「江口商店」プロデュースのおにぎり。柳川ブランドのうなぎを備長炭で丁寧に手焼きして、ふわふわもちもちのおにぎりに混ぜ込んでいる。温めればうなぎの香りがふんわりと立ち、うなぎのうまみと特製タレの味わいは最高。
こちらは人気なので通販もあります。
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佐賀と言えば有明海の海苔も名物お土産。この商品は、初摘みした海苔のみを使用し、スナック感覚で食べられて手が止まらなくなる逸品。
くまもと茶とキットカットがコラボした商品。チョコレートに包まれたくまもと茶の香ばしい香りがポイント。パッケージには笑顔のくまモンもいて、お土産にピッタリ。
九州というと焼酎のイメージだが、佐賀は日本酒づくりも盛ん。地酒は、純米吟醸酒を中心に、麦焼酎などが揃う。
日が経つと表面に砂糖の結晶が現れ、口にするとサクサクとした口当たり。それでいて中身がしっとりなので、食べていて食感も楽しい。
佐賀は有田焼や伊万里焼など焼き物の名産地。飯碗やコーヒー椀、マグカップ、湯呑み、ぐい呑、花入れなどが揃う。
海の恵みをお持ち帰り。「白魚わさび」「ほたるいか沖漬」「白魚めんたい」「塩辛」「いかさし昆布漬け」「むつごろう甘露煮」「海茸粕漬」「玄海漬」「はますぼ」などが揃う。
「湯あがりサイダー」「蜂蜜れもんサイダー」「neoジンジャーエール」「ドリアンサイダー」「スイカサイダー」「マンゴーサイダー」「マスクメロンサイダー」のラインナップ。呼子で飲んだ、「呼子萬坊」の「イカスミサイダー」は残念ながらなかった。
俗に言う棒ラーメンタイプの商品。製造しているのは神埼の製麺会社井上製麺。麺は、脊振山系の山沿いで収穫された麦を使い、ミネラル豊富な岩塩と城川原の自然の軟水で練られる。味は、白湯スープの「ちゃんぽん」と濃厚とんこつの「ラーメン」が揃う。
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呼子名物のいかしゅうまい。「いかしゅうまい」は冷凍で販売。パリパリのせんべいにしたのが「いかしゅうまいせんべい」。
呼子の大定番も通販で買える。
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ごはんに合わせる系のメニュー。
福岡名物のめんたいも複数店舗のものが揃う。元祖の「ふくや」、真子を使用し漬物貯蔵製法で仕上げる「かば田」、明太子の味を昆布のまろやかさで引き立てる「ふく富」、明太子のつぶつぶ感を残した「やまや」が人気。
馬肉と言えば佐賀のお隣熊本の名産。
最近は国産うなぎと言っても、中国などでとられたうなぎを日本の水槽でしばらく飼育して国産を名のることが多い、しかし、生粋の日本うなぎであるアンジェロジャポニカを使った蒲焼きが購入できる。製造はうなぎの江口で備長炭の手焼き。
搭乗まで時間がなかったり、うっかりして保安検査場を抜けてしまっても、まだ「ANA FESTAゲート店」がある。ここはショップのサイズは小さいが、それだけに人気アイテムに絞って商品を販売している。
長崎の角煮の名店「角煮家こじま」の「角煮まん」。甘辛く煮込んだ角煮を国産小麦&自家製ラードを使った皮で包んでいる。「角煮まん」はむっぴースカイショップ、ANA FESTAゲート店の両方で買える。
有明海のアイドルむつごろうをリアルな造形にしたクッキー。10個に1個の割合でむつごろうではなく珍魚ワラスボの形のクッキーも入っている。
むっぴースカイショップにもあった「うなぎおにぎり」。レジのレンジでチンしてもらえるので、レストラン・カフェのない待合室で小腹が空いたらこれを食べて地元の味を満喫できる。
むっぴースカイショップの人気商品はこちらでも扱っている。
カリカリのごぼう天とポリポリのうどん麺、さらにカリッとしたわかめが入ったスナック菓子。うどんの出汁が効いて美味しい。
中が空洞という驚きの佐賀銘菓「逸口香」(いっこうこう)。また、「逸口香」をゆずで包んだ「柚子びより」もある。なお、長崎や愛知では一口香という名前で同様のお菓子が作られている。
丸ぼうろは「丸芳露」や「丸房露」と表記することもある佐賀の銘菓。周りはサクサクで中はふっくらの食感が人気だ。ここでは、名店「本家 池の家」のしっとりもっちりの「生丸ぼうろ」が購入できる。
佐賀は全国2位(1位は北海道)の生産量をほこるたまねぎの産地。その白石産たまねぎをさっくりせんべいにしたのが「たまねぎせんべい」。たまねぎの甘味がじんわりと広がりハマる美味しさ。
自分が見た佐賀空港のおみやげの中でオススメのものをあげてみた。
佐賀県内だけでメジャーになっていて全国では知られていないものや全国区の定番土産など、色々な物が揃うので、土産選びの参考になったら幸いだ。