世界遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」。12の遺産を巡る旅をプランニング 【8日目 佐世保から外海の大野集落・出津集落へと向かう】

いよいよ長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産の旅も最終日です。
最後は、多くの潜伏キリシタンが生活していたエリア「外海(そとめ)」を訪れます。
佐世保を出発して外海の2つの集落を見学し、そのまま南下して長崎を終着地にしました。

【目次】

8日目(最終日) 佐世保から「6外海(そとめ)の大野集落」「5外海の出津(しつ)集落」へと向かう

最終日のルートマップ

まず今日の最初のスポット「6外海の大野集落」までは佐世保から約1時間のドライブ。
朝はゆっくりして10:00出発でも余裕です。

もしくは少し早めに出発して、九十九島や佐世保湾方向を見渡す展望台「展海峰」に行くのも良いです。「展海峰」は佐世保駅から車で20分ほどです。
あとは佐世保名物の「佐世保バーガー」を買うのもありです。
ほとんどのお店が10時開店なので、開店と同時に買って食べるか、お昼ご飯用にとっておくのも良いと思います。

外海(そとめ)の大野集落

 

大野集落

「6外海の大野集落」は潜伏キリシタン始まり期後半と形成期初期の史跡が残ります。

一番の見所は1893年にド・ロ神父と信者が協力して建てた「大野教会堂」です。石を積み上げた壁はド・ロ神父考案のため“ド・ロ壁”と呼ばれ、外観は一見日本の民家風なのに、近寄るとヨーロッパ建築に見えるという、独特の建物になっています。
見学の前には要事前連絡です(長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産インフォメーションセンター)※ただし、内部は非公開

長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産ガイドマップ、長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産インフォメーションセンターHPより引用

集落ではほかにも、石積みの段々畑が連なる「石積集落景観」や密かにキリスト教を信仰した「辻神社」「大野神社」「門神社」の三神社、潜伏キリシタン関連遺産に関する展示を行う「外海歴史民族資料館」などが見学できます。

外海の出津(しつ)集落

出津集落

大野集落から「5外海の出津集落」までは車で約10分とすぐそばです。
出津集落も大野集落と同じように潜伏キリシタン始まり期後半と形成期初期の史跡が残ります。

これまでのほとんどの資産と同じように、出津集落にもシンボル的な「出津教会堂」(カトリック出津教会)があります。「大野教会堂」同様にド・ロ神父によって建てられましたが、石積みの「大野教会堂」とは異なり、レンガ造りで表面には漆喰が塗られています。
強い海風に耐えられるように屋根を低くした教会は、白の外観が美しく、要事前連絡で内部の見学も可能です(連絡先:長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産インフォメーションセンター

長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産ガイドマップより引用

出津教会堂の周辺には、信仰の移行期について解説している「旧出津救助院」入館料/大人300円(敷地内には出津代官所跡・庄屋屋敷跡あり)や外海地域の宗教、文化、産業、医療などの向上に貢献したフランス人宣教師ド・ロ神父の関連資料を展示する「ド・ロ神父記念館」入館料/一般300円、外海地域のキリスト教及び集落に関する歴史・文化の資料などを 展示する「外海歴史民俗資料館」入館料/一般300円があります。

出津にはほかにも、「仮の聖堂跡」「聖画像(聖ミカエル図)を所有していた屋敷跡」「聖画像(十五玄義図)を所有していた屋敷跡」「潜伏キリシタン墓地」「野中集落」などがありますが、いずれも私有地なので立ち入りは禁止されています。

まとめ

最終日は佐世保を8時ぐらいの早めに出発すれば、各集落で2時間使ってじっくり見ても長崎に14時にはつけると思います。

そこから空港まで行って、飛行機で帰路に着くこともできます。

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また、遅めに10時に出ても長崎に16時には余裕で着けます。
長崎で1泊して、翌日に「グラバー園」や「長崎原爆資料館」などの定番スポットを見学したり、坂の町長崎歩きをしてみたり、長崎中華街でちゃんぽん、菓子舗でカステラなどを楽しむのも良いでしょう。

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